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Dell XPS13(9370)でSATA ModeをRAID OnからAHCIへ変更する時の注意

きっかけ

Dell XPS13(9370)を購入した。
Linuxで使うが、BIOS更新とかファーム更新のためにWindowsが必要になるかもなので、Dual Bootにすることにした。

Linuxをインストールして動かすには、UEFI設定画面に入って(POSTでF2連打)、SATA ModeをAHCIに変更する必要がある。
https://wiki.archlinux.org/index.php/Dell_XPS_13_(9370)#UEFI

が、これを単に実行したところ、Windowsが起動せず自動再起動するようになった。
とりあえずSATA ModeをRAID Onに戻して、Windowsが起動する状態には復旧できた。
しかし前述の通りSATA ModeはAHCIにしなきゃいけないし、Windowsも起動できないと困る。
どうすればいい?

対処

Windowsを一度セーフモードで起動すると、以降は問題なくなるらしい。
https://qiita.com/ak1t0/items/e7d574ae071143bbf10a

そこでまず、以下の手順に従ってセーフモードで起動するように設定してから再起動する。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/12376/windows-10-start-your-pc-in-safe-mode
(Win+R => msconfig => 「ブート」タブ => 「セーフブート」をオン)

UEFI設定画面に入り、SATA Modeを変更(RAID On -> AHCI)し、保存して抜ける。

Windows10がセーフモードで起動するので、セーフモードをオフに設定して、再起動する。

以降は問題なし!!!

追記

LVFSという制度があって、DellLinux向けのfirmware updateを供給してくれているようだ。

https://fwupd.org/

但し、ここに協力的なメーカーはまだ少数派のように見える。
例えば、今回のXPS13のSSDSamsung PM981だったのだが、Samsungはまだfirmwareをここにアップした実績は無いようだ。
というわけでWindows温存(Dual Boot)の方針が無難のようだ。